STEP1朝起きてお腹が空いたら常温の果物を食べる
STEP1朝起きてお腹が空いたら常温の果物を食べる
ところであなたは、毎朝すっきり出ていますか?
女性の2人に1人が悩んでいる便秘も、朝に常温の果物を食べると解消できます。
「えっ?でも便秘って妊娠と関係あるの?」と不思議に思うかもしれません。
実はホルモンバランスを整えるためには、便秘を改善することが1番!といっても過言ではないのです。
なぜなら腸内にいつまでも不要な便を溜めておくと、
妊娠に必要なホルモンがきちんとつくられないから。
腸内に便が溜まっていると、
その毒素がどんどん腸内の壁から吸収されてしまい、
ホルモンをつくりだすために必要な栄養素を
体へ摂り入れることができなくなってしまいます。
■私たちは、食べ物から摂り入れた栄養素を腸内の壁から吸収します。
腸の壁から吸収された栄養素は、血液にのって全身に流れていきます。
そして脳に栄養素が届くと、脳から卵巣にサインが送られ、
卵巣で妊娠に必要なホルモンがつくられます。
だから便秘が続いていると、きちんと栄養素が吸収できずに
卵巣で妊娠に必要なホルモンがつくられない・・・
つまり、妊娠しにくくなってしまうのです。
けれど、
朝起きてお腹が空いたときに常温の果物を
生で食べれば大丈夫。
便秘が解消して栄養素がきちんと吸収され、
妊娠しやすい体に変わります。
■果物の酵素と水分が腸に届き、スルスルと便が出るようになるのです。
毎朝食べる果物の量は、どのくらい?
バナナなら2~3本、りんごなら1個、
キウイやみかんなら3個くらいです。
朝起きたら、好きな果物を常温のまま生で食べます。
■最短でホルモンバランスを整え、確実に自然妊娠
するためには、朝食を果物だけにすることが望ましいです。
けれど、
「果物だけだとお腹が空いてしまう・・・」
というときは、
ヨーグルトやコーンフレークなどを一緒に
食べてもOKです。
ただ、果物の中に含まれる酵素や栄養素が体内でしっかり働けるように、
「果物以外の食べ物はなるべく少なめ」が大切なポイントです。
でも果物って・・・
「そんなに食べたら糖分摂り過ぎないの?」
「体が冷えたりしない?」
「本当に大丈夫・・・?」
果物を食べても、糖分の取り過ぎにはなりません!
「果物は糖分がたくさん含まれているから、
控えてくださいね」
病院の先生や栄養士さんから、
よく聞くことがあると思います。
ところが実は、「これが大きな落とし穴」
果物は食べ方のルール(「朝食に生で食べる」)を守れば、糖分の取り過ぎになることはありません。
むしろ先にもお話した通り、
便秘が解消してホルモンバランスが整い、
自然妊娠しやすい体になります。
特にあなたの体に病気や気になることが無い限り、果物は
安心して食べられる妊娠に必要な栄養たっぷりの食べ物です。
■果物には糖分が含まれていますが、
砂糖の糖分とは異なるので、安心です。
砂糖の糖分を摂り過ぎると血糖値が上昇して、
インスリンがたくさん出て糖尿病や肥満、不妊の原因になります。
けれど果物の場合、
血糖値はほとんど上がらずインスリンを必要としません。
だから、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
常温で食べれば体が冷えることもありません。安心して食べて下さいね。
果物の糖分「果糖」が赤ちゃんの命をつくる
さらに、
「果糖は、妊娠・出産に必要不可欠な栄養素」
であることをご存知ですか?
果糖は、
卵巣や子宮の働きを整えてくれるのです。
ホルモンのバランスを整え、精子の成長や胎児の成長にも
大きく関係しています。
例えば、
最低でも精液の1%は果糖が含まれていないと、
精子の尻尾がきちんと成長できません。
もし精液中の果糖の濃度が薄くなってしまったら、
いびつな精子ができてしまい、卵子の中に突入することが
できなくなってしまいます。
そして女性にとっては、もっと深刻・・・。
実は、胎児がお腹の中で育つためには、果糖が必要なのです。
なぜなら果糖は、羊水をつくっている大事な栄養成分のひとつだから。
■他にも、果糖は私たちの体内で栄養素の吸収を
サポートしています。
私たちの体をつくっている四角い積み木みたいな細胞。
約60兆個あるといわれていますが、果糖がこの細胞ひとつひとつに
栄養素を運んでくれているのです。
だから果糖は酵素と同じように、
「妊娠するために絶対欠かせない栄養素」。
あなたと赤ちゃんの命を支えるものなのです。
【STEP2 昼食や夕食に生野菜を摂り入れる】